9さいのお誕生日がすぎた、よーぷーのおねえ。
病名は『僧帽弁閉鎖不全症』
犬の慢性心臓弁膜症のガイドラインでいうところの
『ステージB2』
6月に発覚して、半年が過ぎました。
発覚と同時に内服が開始
そして2~3カ月ごとに心エコーや血液検査、レントゲン検査を行っています。
結論から申しますと
かなり悪化してしまいました。
発覚後の生活
内服が始まり、朝と晩に2種類の飲ませています
お散歩は短時間ですませ
走らせるのはやめました
近所をくんくんさせながら1周すると約15分くらいなので
ゆっくりと歩き、その程度で終わらせる
それまでは毎度しっかり走らせていたので
おねえは走りたくてリードはぐいぐい引っ張りますが
ここはあるじも我慢です
家の中では相変わらずな生活
興奮させないとはいっても
以下のような行為↓
クローゼットを開ける
洗面所にはいる
靴下はく
をし始めると大興奮(・_・;)(連れて行けアピール)
女性はおわかりになると思いますが
お化粧や日焼け止めって
容器を振りますよね
あの『かちゃかちゃ』音でさえ
大興奮してしまうおねえなのです
おにいも騒ぎますが
おにいは車に乗ってから
おねえは車に乗せてもらえるまで
大騒ぎします...
心臓が悪いと発覚したおねえは
小さい身体を弾ませて騒ぎだすので
一旦クローゼットに入れます
(薄暗くて狭いのでひとまず静かになる)
そんなプチ対策をしながら次の検査まで3カ月
いつもの日常生活に戻っていきました。
心臓病が発覚したのは皮膚病のセカンドオピニオンでかかった病院で
指摘していただいたのです
その心雑音を見つけていただいた先生の膿皮症の治療が
心臓病の内服とほぼ同じくしてスタートしていたので
ふたつの病院の治療が並行してスタート
- 2か所の病院のお薬を飲ませる
- 自宅でのシャンプー治療
- 食事の変更・体重管理・皮膚の状態チェック
もともと膿皮症治療のウエイトが多かったのですが
心臓病は、内服と散歩制限以外は特に変更なかったので
しばらくは皮膚の湿疹が治まるように
膿皮症の治療に専念していきました
一度目の定期検査(発覚から4ヵ月後)
3ヵ月後、僧帽弁閉鎖不全(以下MR)と診断されてからはじめての定期健診を予約する
症状は変化なし
予約時にはかなり混みあっていて次月しかとれないとの事
結果4か月後の10月半ばごろの検診となった(2回目の検査)
検査の結果、心エコーと血液検査のみで
増悪なくこのままの内服で治療続行とのこと
よかった~!!ひとあんしん☺
生活面では、興奮を抑えられない子であることを相談させていただく
先生も見抜いていたようで(笑)
私はヨークシャ―テリアの興味旺盛な性格かとおもっていたのだが
先生曰く、ヨークシャでもおとなしい子もいる(そりゃそうか)
興奮が興奮をよぶタイプで
○○ちゃんの場合はオンの時はずっとオンですよね
と言い当ててくださいました(笑)
そして、
お家でできることは
もう充分気を付けていただいていると思いますので...
と労ってくださいました。
心臓の検査結果を、皮膚科の先生にも持って行って見ていただく
ちゃんと収縮しているんですね、うんうん
と聴診もしてもらって、さらに安心したのでした
咳が増えた
心臓の定期健診も異常なし
皮膚病も病院を変えてからすぐに症状が安定
『膿皮症』と確定診断がついた
(短期間でしかもお安く済んだ)
皮膚の様子をみながら1~2週間に一度の間隔でシャンプーしていたある日
シャンプー途中にしだした咳が今まで聞いたことのない咳に変わった
おや?気のせいか?
シャンプーしている時なので鼻に水が入ることもあり
さほど気にしていなかったのだが
徐々に普段の咳も
あれ?と思うようになった
定期検査の数日前には
その予感は確実になってしまったかと心配になるような
吐くような仕草で カー、カハッ、
と小さな体を全身使って咳をするようになった
咳の違和感は12月に入ってからだったと思うが
11月にキャンピングカー納車
12月にはうららんついに過労でダウン。。。
回復に2週間ほどを要してしまった
検査に連れて行かねばと思いつつ日が経っていく...
2~3カ月ごとでいうと、次回は12月か1月
3ヵ月待たずして早めに行かなければと思い
自分の体調が回復してようやく予約の電話をする
年内はいっぱいだったが年明けの一番で予約がとれた
2度目の定期検査(発覚から6ヵ月後)
年が明けて検査の日
先;『どうですか??』
う;咳が前と違って悪くなった気がします
先:では今日は心エコーだけの予定でしたがレントゲンも念のためさせていただいてもいいですか?
う;もちろんお願いします
検査の時はいつも10時までに預ける
先生に預けた時に午後の迎えの時間を予約するのだ
今回もぎりぎりの10時に預けて
お迎えは最短の順番(16時半ごろ)にしていただいた
呼ばれて診察室に入る
トレーにはまた薬が用意されていた...
う;やはり悪かったんですね
先;そうですね 飼い主様の予感はやはりあたっていました
ステージがもう一段階悪いCという状態です
と、エコーとレントゲン、血液検査の結果の説明を受けた
つい先日のことなのにその内容はよく覚えていない
- 心収縮力が60%くらいに悪化
- 心肥大も悪化
- レントゲンには白っぽい部分があって肺水腫の初期かもしれない
- 心臓が気管を圧迫している
あらためて今結果を見ると
そんな話だったと思う
ステージCの指導を受ける
病状の説明をうけて生活の禁止事項の説明をうけた
先;散歩はもうさせないでください
子供に例えると体育の授業を見学している子をイメージしてください
抱っこでそとの空気を吸う程度にしてください
あんなに外が好きなお転婆娘にもう散歩をさせてあげられないなんて...
そして話は続く。
先;ステージCに入ると急変するリスクが増えます
今すぐではないですが、今後酸素室に入れて病院で治療するか
自宅へ連れて帰って看ていただくかという質問をすることがあるかもしれません…
お散歩禁止令にかなりのショックを受けた挙句
終末期を想像させるかのような予後のお話…
もちろん最悪な結果のお話をするのは医師の仕事で
よく言って下さったと思います
その覚悟を早めに気付かせて下さるのも医師のやさしさであり…
それは重々承知の上ですが
ぽろぽろ涙が出てきてしまいました
すかさず
先生、わがやは間違いなく家に連れて帰ります
もちろん病院を信用していないとかじゃなく
この子もそうしたいと思うでしょうから…
とお伝えしていました
もう一つの治療
先;わかりました
○○ちゃんがお家で大事にされていることは私どももわかっていますから…
と涙ぐむ私に寄り添ってくれるように
聞いて下さいました
女性の先生で心臓病が発覚してからのお付き合いの先生ですが
とても穏やかで話しやすくて
院長先生には苦手意識があり緊張してしまう(ごめんなさい)ところを
いつもふっと共感してくれる一言を言って下さる先生なのです
それはさておき
余命宣告をされるような段階だと悟ったうららん
この心臓病が発覚した時にググってみたこと『外科治療』が頭をよぎった
熟考してはいなかったが
思わず口から言葉がでていた
『まだ調べてはいないのですが手術も考えたことがあります
それは可能ですか?』
と質問した
心臓を手術するような大きな病院と連携がうまくいかないケースがあるとググって読んだことがあり
初めて診断された時は、おねえもそこまでの状態ではなかったので
心臓の手術は頭の片隅にはあったが申し出たことはなかったし
病院からの提案があった訳でもない
でもすんなり話は通じて
どちらにでも紹介状はお書きします
との事だった
手術はかなり高額な費用がかかるし漠然としか想像できていなかったが
そんなことより
この子を失うと思ったら胸が苦しくなった
このまま看取るなんてできるわけない...
死ぬにはまだ早い
元気で寿命を全うさせてあげたい
という思いでいっぱいになった
先生から紹介できる病院があるともお聞きした
この時点で手術ができる病院も判らず何も決まっていなかったが
とにかく、助かる道があるのならば
手術可能な病院へ受診するという意思表示を
かなりはっきりしたのだと思う
すぐに準備しますね
とお返事をもらって
追加された利尿剤の副作用をチェックするために
次回の受診は2週間後なので
それまでに病院を決定して連絡する
という流れで落ち着いたのだった。
ここまで読んで下さりありがとうございます!
この後もまたもや騒動が…苦
続きはまた次回でお会いしましょう!
それではつづく!