というと聞こえがよいですが
連れてこられたぱぱとままは
しばらく信じられませんでしたよ(⊙o⊙)
そんな珍事件を聞いてください🥲
呼んでもこない
みろは室内飼いなので、一応家猫だ。うちは賃貸の一階で、四方をフェンスに囲まれているベランダ(庭)がある。窓に面したところに2×4の柱をたてて、ぱぱお手製のぱとろーる台を設置。窓にはアマゾンで購入したペットドアをつけて、ドアから台そして庭へと、みろが自由に出入りできるような仕様だ。
外が好きなので、しょっちゅう庭にいるのだが、うららんは常にみろの居場所をなんとなくだが把握している。庭にフリーにしている以上、万が一とんでもない跳躍をして(笑)いなくならないとも限らない。
そういや見ていないぞとふと思った時は、『みー-ろー---っ』と呼ぶと、いつもはカタンと音がして、庭からか室内かどこかから現れてくれる。爆睡している時もあるが、まだそんな時間じゃない。この日は違った。呼んでも呼んでもこないので、探すことに。あっちこっち探すと最初見かけなかった庭に背中がみえた。
『ここにいたんだー ぱぱいたわー』 『そうかそうかー』と安心したのもつかのま、重大事件が発覚する...
いたと思ったら
家事に戻りキッチンにたっていると、ん??? 視界の端になにやらひっかかる...
それは斜めに走っていく「何か」だった
ん????、、、んー----??!!!!!
しっぽ!!????
ね、ね、ね、ねずみー----------------------??!!
はっщ(゜ロ゜щ) みろを探すと
いたいた、うららんの足元で、ダッシュ体制とっている!!
みろ、ほかく!
別の部屋へ隔離!!
ふう~~~(´・ω・`)?o(><;)oo( ̄、 ̄)
...で...で!!
いったい君はなにものなのかい???(´・ω・`)?
ハムスターじゃない??
ぱぱを呼んで探してもらう。しばし会話でどうぞ。
『あそこに、あ、あそこに入っていった!』
『いやおらんで』
『そんなん隙間ないやろ?確かにそこいったん!』
ビビりながら2人でかがんでステンレス製のシェルフ下を覗くと、その子はいた。
『ハムスターちゃうん??』
『なんでこんなところにハムスター?』
熟年世代、小さすぎて老眼でよく見えん。
携帯でパシャリ。
拡大してみると...
『ねずみやん!!』×2 (笑)
画面には、小さなジェリーが。
隅っこでちぃちゃくなって震えているよ(笑)
閲覧注意
苦手な方は目をつむってスクロールしてください※
小さく小さく載せておきます
証拠らしきもの...
これは外に出さねば。
さぁ、捕獲作戦です。
段ボールとゴムバケツとほうきを駆使してふたりがかりで退路を囲い、猫じゃらしでちょいちょいすると...出てきた!ゲット!!
おねえが写っているけど
ジェリーは写ってないから安心してね
あー-- どきどきしたわ。。。
大きなゴムバケツの中に小さい小さいねずみちゃん。(画像あるけどやめておきます)心なしか震えて見える。ビビッていたうららんも、ようやく心を落ち着け、珍客を観察できたのでありました。
覗いても飛びかかってこないと判り安心した一行。隔離部屋からにゃーにゃー騒がしい子がいる様子だが(笑)…まだそれどころじゃない。
落ち着いて覗いてみると...
4センチ位の身体にそれ以上長くて細いしっぽ。
ねずみって実際あまり見たことないけど、この子はまだ赤ちゃんじゃないかな。そしてぱぱがすぐに見つけた。
『あ、噛み後あるやん!』
小さい背中に、歯形が2個ついていた。
ハイ、カクテイ。
うちのおぼっちゃんですな<(_ _)>(苦)
びっくりさせてごめんね
痛くないかい?幸い深くなさそう。
ごめんねぇ。捕まって連れてこられたんやねぇ。
お腹すいてない??
迷惑かけたお詫びにおやつどうかな?
『ちーずやちーず』と横でうるさい(あれはアニメやし)。ググると昆虫やらなんやら…ということは肉食かいな。むっしんぐされたぱぱが、心を入れかえ本気で探した情報は、ピーナッツ。たまたま今ない。いつもあるのにな。
ちょうどわんこ達のジャーキー作るとこ。綺麗に手を洗って消毒してから小さな肉のかけらをつまんでバケツの中に置いてあげた。
1分くらいすると、お肉を引き寄せて両手を使って食べだした。かわいい。小さすぎてよく見えないが、なにやらお口もぐもぐしている(●ˇ∀ˇ●)
いっぱい食べて♪ 安心しておくれよ♪
自然におかえり
さてと。みろを戻すにも部屋を掃除しなくては。
もぐもぐタイム中のジェリー。おねえを抱っこしてそっと上から見せてあげた。むむっと?と細い首が伸びて見入っていたけど、さすがわんこ、それ以上は興味なく寝床に帰っていく。
床を拭いてあちこち綺麗にしたら、いよいよみろを放つ。
勢いよく出てきたみろさん。ダッシュ体制をとった場所から、念入りになにかを探している。机の上にあるバケツの中のジェリーには気付かない。そうだよねぇ。君は床に置いたんだもんねぇ。うろうろして、庭からのルートや逃げ込んだシェルフ下をぐるぐる行ったり来たり。…ねぇみろ。連れて帰ったぼくの友達は、机の上にいるよ。
めちゃくちゃ探しているので不憫に思ってしまうが、仕方ない。
みろが庭に探しにいっている間に、バケツは駐車場へ移動。着替えをすまして、車に乗る。ジェリーはバケツごと助手席に。
近所の田んぼが広がっているところへ。用水路もあって畑もあって、昆虫とか取れそうな場所に離してやる。傾けるとしばらく考えていたけど、ぴょんっと飛び出していった。
ままとは離れちゃったかもしれないけど、元気でいるんだよ。じゃあね。
夢中は要注意
帰ってゴムバケツを消毒。
みろも捕まえて、手足と口、歯をペットにも使えるクリーン剤で念入りに拭く。床やテーブルもみんなうちはこれで拭き上げる。
ふうぅ~ 一件落着。`(*>﹏<*)′
冷静に考えると、咥えてペットドアくぐってきたのよね。その瞬間見なくてよかったよ(>_<)
まさか、まさかね。
テレビでプレゼントを飼い主に持ってくるあの映像、わが家で起こるとは思わなかったわ~。G事件やちょうちょ事件は過去にあったけど、今回は初の大物事案でした。
私達へのプレゼントだったのだろうか。きっと自分が遊びたくて連れてきたのではないか?と母は思うが...そんなしょげたみろきちを見る度に今日は心が痛みます。ごめんね、みろ。
でもだんだんとわかってきたよ。
君が臥せって夢中になっていたら、
要注意のサインなんだ(笑)
あそんでくれるのは大賛成だけど
ハエさんくらいにしておいておくれよ・・・
みろ…しょんぼり笑
学んだこと
この一件で、小動物や虫やいろいろなものから守ってくれる住宅ってなんて有難いのだと、虫嫌いのうららんは感謝がこみあげてきました。安心してごろごろしていられるのもこの現代の技術のおかげさま。何にしても当たり前ではないのですねぇ。
そして今回、猫の本来の生態を垣間見ることができた。本に書いてあるとおりだった。田舎ではみんなねずみ対策に猫を飼っていたのだと、御年87のうちのじいちゃんが言っていました。自然界ではフツーのことなのでしょう。
安全地帯であるはずの空間で
いたぶり○してしまう残酷な瞬間を見なくて済んだのだ...
あーほんとよかった。と思ううららんなのでした。
めでたしめでたし。おわり。
最後までお読みいただきありがとうございます!
感謝ですっ(✿◡‿◡)
それでは…またね♪